自分の中に毒を持て 岡本太郎
今回読んだ本は、岡本太郎著 ”自分の中に毒を持て”
表紙の岡本太郎さんの写真からバリバリとその人生にかける情熱というか、芯のようなものが伝わりますよね。
写真に負けず、中身も熱い内容でした。
いのちを賭けて運命と対決するのだ。
そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。
己が最大の味方であり、また敵なのである。
と表紙裏に大きくある。
彼の生き方は主体的そのものであり決して社会の押し付けには屈さない。
無条件に、無目的に自分自身を解放、すなわち爆発させる。
幼いころは無自覚にできていた。大人になった今、手段もエネルギーだって負けずにあるはずなのに、世の中の慣習にならって出る杭となれない自分を実感させられました。
自分の中に自分と対峙できる毒を少しでももち、自分の内面を意識して生活していきたいですなあ。