語彙力こそが教養である 齋藤孝
この本を読んで気づいたこと、、、それは、
俺の日常の語彙って50語ぐらいじゃね?
学生時代の方が簡易的な若者言葉に頼らず、会話ができていたと思います。
自分の頼っている語彙を見つける、という節がありましたが、私の場合はすぐに見つかりました。
というか大いに自覚があるんですよね。
すごい、めちゃめちゃ、ほんとに
この三語が会話の中でどれだけ登場することか。。。 (´・ω・`)
これを意識して人と話すと自分がどれだけ限られた語彙しか使っていないか分かります。
気づいたら、ほんとに!めちゃめちゃ!すごいのよ!
気を付けます。
この本のタイトル
語彙力こそが教養である
読み終わってみて私が思うことは、
語彙力こそが教養である。ということです。
この本を読み終わった人は皆そう思うんじゃないの?
って思うぐらいにそう思ってます。
それはなぜか?
著者である齋藤孝先生の文章表現が美しいだけでなく、言葉の端々に現れる教養。
それに圧倒されるからです。
私にとってこの本は青天の霹靂。
尋常ではないインプット量が文章を読み進めていくだけでわかります。
お前は語彙力がないやつだ、と内なる敵に真綿で首を絞められるような感覚に陥りながらも読みました。
途中からは感心する気持ちばかりになっていました。
本当に教養がある人だなあと感じながら読みました。
なぜそう感じるのか、それはやっぱり語彙力にありました。
齋藤孝先生の文章には
的確な慣用句であったり、漢熟語、故事成語、歴史的文法、ことわざ、四字熟語
三国志や有名なエピソードからの引用を用いたもの、比喩表現。
この人はいくら引出があるんだと驚かされてばかりです。
私が気に入った比喩は、きなこもちにコーラをかけるみたいなもの
どうやってそんな比喩思いつくねん、と思いました。
元気だよ、春先のモルダウ河みたいに
には負けますがね笑
自分もこれからはインプットしたことを忘れないようにメモに取るなど習慣付けて
語彙力をつけたい!!
教養あふれる男になりたい!!
知的な言葉を操りたい!!
そう思った一冊でした。